浜名湖発親うなぎ放流連絡会|当会の概要

当会の概要

名称 浜名湖発親うなぎ放流連絡会
会長 加茂 仙一郎
所在地 静岡県浜松市西区雄踏町宇布見8962-5
連絡先(電話) 053-592-1115(海老仙)
連絡先(メール) info@unagihouryu.com
会員紹介
■副会長
浜名漁業協同組合 渥美 敏
■監事
浜名湖養魚漁業協同組合 外山昭廣
浜松うなぎ料理専門店振興会 高橋徳一
浜松うなぎ販売組合 辻村典彦
会長写真

会長 加茂 仙一郎

会長あいさつ(2020)

浜名湖は昔から天然うなぎがたくさん獲れておりました。今から126年前の明治24年に鰻の養殖が試みられたのが第一歩でした。シラスウナギが浜名湖ではたくさん獲れる。三方原台地からの地下水が豊富にあった。エサとなる小魚が浜名湖ではたくさん獲れる。この三大要件を満たして、浜名湖の養鰻業は栄えました。

養鰻業は天然のシラスウナギを漁業者から買取り、高い養殖技術で大きく育てて、うなぎ料理店やレストラン、ホテルなどに納められて、「串打ち3年、割き8年、焼き一生」と言われる修行を積んだ料理人が作る、うな丼、うなぎの蒲焼きなどになって消費者を楽しませます。
天然のシラスウナギが激減して、養殖価格が増大するのと同じく、料理店も価格を上げないと経営が成り立たない所まで疲弊しています。このままだと、消費者の皆さんがうなぎから離れていき、ますます養鰻業者も料理店も苦しくなる一方です。

そこで、産卵に向かう天然の親ウナギをたくさん、マリアナ沖まで帰して、やがてシラスウナギとなって、たくさん日本近海に戻ることを願って、親ウナギの放流事業を進めております。

そして、親ウナギも天然です。長い時間をかけて親ウナギになったものを漁業者から買い上げる仕事に我々仲買人がおります。この放流事業の橋渡しができるのは仲買人で(株)海老仙は90有余年この仕事にたずさわっており、これからも浜名湖の水産物に関わってまいりたいと思います。そのためにも、資源管理・資源回復を進めたいと思っております。

また、2020年は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、国も緊急事態宣言を発令し封じ込めを図っております。
私たちも1日でも早い終息を願っておりますが、うなぎ卸売業やうなぎ料理専門店など経済的に疲弊しております。この状況を少しでも打開するために、クラウドファンディングを利用するのですが、今回は返礼率を30%から50%に引き上げて、関係業界の支援と本来のうなぎ資源の回復をお願いいたします。

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